全日程、満席となりました。
沢山のお申し込みをいただきまして、ありがとうございました。
フランス菓子の中に、素朴だけれど、なんて美しいのだろうなぁ…と思うお菓子がいくつかあります。
ビスキュイ・ド・サヴォワもそのひとつ。
たくさんのパートを使用して組み立てられる足し算のフランス菓子の対局にあるような、
引き算の美学、古い時代のお菓子です。
けれど、わたしは、とても好きなのです。
その素朴な味も、美しい形も。
そして、サヴォワ地方を代表する、すばらしい郷土菓子だと思います。
ビスキュイ・ド・サヴォワには、お菓子作りに欠かせない、
メレンゲの泡立てや、粉の混ぜ方など、
お菓子を作る際にとても大切な『基本の動作』がギュッと凝縮されて詰まっています。
3月の焼き菓子教室は、お菓子の基本中の基本をしっかりと学ぶとともに、
フランスの郷土菓子の美しさとおいしさを、ぜひご堪能頂きたいなぁと思っています。
特に、今回使用する『型』は、古い古い銅の、手で打ち出されたアンティーク。
L’instantさんよりおゆずりいただいた、大変めずらしく希少な型です。
(ルセットや型など、レッスンでは家庭で再現できるようご紹介させていただきます)
こういった素晴らしい道具につきましても、めったに目にすることができない、
フランス菓子文化のひとつかなと思っておりますので、ぜひ、みなさまにご覧いただけましたら、
大変うれしく存じます。
また、4月の復活祭を前に、同じ生地をつかいまして、
陶器の「羊型」で焼かれるお菓子=アニョーパスカルも、
合わせてご紹介できれば、と存じます。
宗教的な意味合いの強い、古典的なお菓子も、必見の可愛らしさです^ー^
もちろん、これらの素朴なお菓子を、おいしく召し上がっていただくための、
おいしい工夫もお伝えしたいことのひとつ。
素朴なお菓子ですが、お伝えしたいこと満載のたのしいレッスンです。
よろしければぜひぜひ^ー^
みなさまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。
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~日程詳細~