10月の焼き菓子教室が終了しました。
メニューは、
「Tarte aux normande 」〜ノルマンディー風りんごのタルト〜
北フランスはノルマンディー地方のお菓子です。
パートブリゼ(いわゆる練りパイ)に、キャラメルリンゴとやわらかいアパレイユをながした、
サクサクした、とても素朴なタルト。
(2番生地で小さく作ると、かわいらしいミルリトンに。)
それを、お菓子屋さんで売っているように、美しく仕上げる、いろいろなテクニックを学びました。
毎年タルトのレッスンには、いくつか学ぶポイントをあげていますが、
今年は、初めてセルクルをつかって焼きましたので、
そのフォンサージュ(セルクル型への敷き込み方)がポイントでした。
紅玉=酸っぱい林檎をたっぷりとつかって作ったタルトは、
大きな1カットをペロリと平らげてしまえるほど、とても滋味深い味わい。
キャラメル色に焦げた焼き菓子の色は、とても温かく、
そぼ降る雨の冷たさを感じさせない、やさしい雰囲気のレッスンとなりました。
ご参加くださいましたみなさま、ありがとうございました。
また来月。
次回は、フィユテ生地(折り込み)をつかった美味しいお菓子が登場です。
ラ・フランスの旬と重なりますから、ガルニチュールはそのコンポートをつかって。
「ショーソン・ポワール」(洋梨のショーソン)
募集は間もなくです。
どうぞ、お楽しみに!