話しのはじまりは、プレゼントで頂いた一組のちいさな鍋つかみ。
かわいいな。
そう思ったら、くるくるくるくるっと、まるで紐がほどけるように、頭の中にうかびました。
” シンプルでちょっと贅沢な、大人かわいいミトンをつくって、
fumufumu+のフランス菓子とセットにしたら、すっごく楽しいな!素敵だな!”
ワクワクした気持ちが胸に広がりました。
『小さなミトンづくり』が、スタートしました。
#
ミトンの製作を、どなたにおねがいしようかと考えたとき、
一番に思い浮かんだのが、Libellula Rossaのkyokoさんです。
kyokoさんは、現在はご自宅にちいさなアトリエをもっていらっしゃいますが、
結婚なさるまでは、一流アパレルメーカーで、パタンナーとしてお仕事をされていました。
私の熱いラブコールに応えて下さり、
kyokoさんの、こだわりやセンスが随所に感じられるミトンができあがりました。
どこにもない素敵な作品を、
どうぞ、ご覧ください。
このミトンの、ものすごくチャーミングなところが、まず、そのかたち。
三角なんですが、裾にいくほど、くるりとシェイプして、
ムーミンにでてくる、スナフキンの帽子のような形で広がっています。
これが、ちょこん、とテーブルやキッチンに並んでいる姿が、なんともほほえましい。
そして、やぼったくならない、ギリギリの厚みに整えられた綿の分量にも注目です。
kyokoさんによると、実用重視でしっかり厚みをつけてしまうと、
洒落た感じに仕上がらず、がっかりな感じに(笑
かといって、薄くしあげてしまうと、実際にルクなどのお鍋を持ったとき、
熱くて持てず、実用性に欠けるのです。
機能性と洒落たフォルムの実現は、
kyokoさんの技術と経験に基づいているのです。
すでに、サンプルをつかわせていただいていますが、
その使い心地の良さは、fumufumu+店主が保証いたします♡
実は、私は、このコの後ろ姿が大好きです。
縫い目の感じが、ふんわりとしていて、とても柔らかな印象です。
きっちりと縫われているのに、温かみがあってかわいらしいのです。
そして、ちらりと裾からのぞく、裏布の色。
何気ないようでいて、パターン、縫い方、仕上げ方etc…..
すべて、プロとしての目で、厳しくチェックされ、
きちんと考えられて作りこまれているからこそのディテールです。
温かみがあるのに、シュッとした潔さがある、
それは、kyokoさんのもの作りに対する姿勢、そのもののような気がします。
#
もっともっとたくさん説明したいのですが、
百聞は一見にしかず、
実物をご覧頂くのが、いちばん、ですね^ー^
今回、布の種類は4種類。
少しハリのある、上質なリネン無地のものと、あとは、ご覧の3種類の色柄の布を選びました。
そして、販売されるミトンの組合せは4種類。
*藤色ストライプ×リネン無地
*濃い紫色×リネン無地
*黄みがかった若草色チェック×リネン無地
*リネン無地×リネン無地
(大変恐れ入りますが、柄をお選び頂くことはできません。ご了承ください)
無地がこれまたかわいくって(笑
無地×無地も、とことんかわいいです!
ちょっぴり見えている、赤い刺繍は、Libellula Rossaのマーク。
(kyokoさんは、刺繍の達人でもあります!)
とぼけた表情のロゴ(?)は、どうぞおてもとに届いてから、そっとご覧下さい。
kyokoさんの温かい人柄が、そのまま形になったような「ちいさなミトン」は、
きっと、大切な方への感謝の気持ちを、ダイレクトに届けてくれるにちがいありません。
fumufumu+では、このちいさなミトンとフランスの焼き菓子をセットにして、
母の日のギフトセットとして販売をいたします。
ご予約開始は、来週4/21(月)夜21時〜です。
とっても素敵なミトンと、とっておきのお菓子。
大切な人へのプレゼントに、またじぶん母の日のプレゼントとして、
手に取っていただけましたら、大変嬉しく存じます。
私たちふたりの「ワクワクする気持ち」がギュッと詰まったギフトセットです。
どうぞよろしくおねがい申し上げます。